突然ですが、「読書で人生が変わる」と言われたらどう思いますか?
「そんなわけないじゃん!」とか「何言ってんの?」とか言われそうです。
ただ1つ言わせてほしいのは、私は180度変わったんです。
あ、自己紹介が遅れました。現在、Twitterで読書について発信しているぶっくまです。2022年1/8時点で約8000名の方にフォローを頂けています。
今は東証1部上場企業の情報システム部門に勤務しているSE(システムエンジニア)で、現在はERPの導入のPM兼PLをやっています。
- 自分に自信がない方
- 劣等感を持っている方
- 変わりたいと思っている方
- ぶっくまって何者なの?と思っている方
そんな人向けに
- 私は何者でどんな人生を歩んできたか
- 読書でどのように変わっていったか
を書いていきます。
今でこそ、毎日仕事もプライベートも生き生きとしていますが、昔はネガティブ、劣等感だらけ、存在感ゼロの3拍子が揃った人でした。
今振り返ると、別人なんじゃないかと疑うくらいです。
私の経験を踏み台に参考にしていただければ嬉しいです。(Mじゃないよ)
ぶっくまの人生の歩み
ここからは私の人生をざっくり紹介していきます。
幼少期~少年期
私は4人家族の長男として産まれました。ごく普通の家庭です。壮絶なエピソードは特にありません。
幼少期はすくすくと育っていきました。
小学生時代、この頃からおかしくなっていきます。入学当初はこんなことをやらかしました。
・ベランダで寝ながら授業を受ける
・教室内で鉛筆を持って暴れまわる
・先生にキスをする
と、とにかくヤバいことをやっていましたね。
父や母には心配ばかりかけていたと今更ながらに思います。
こんな感じで元気に友達とも仲良くやっていました。しかし…
中学、高校時代
ここで人生のターニングポイントが発生します。
ある日突然のことです。在学中はほぼ喋らない。誰ともコミュニケーションをとらない。
こんな奴に変貌していきました。
当時は暗くて何を考えているのかわからないと思われていたことでしょう。
実は入学初日に自己紹介があり、そこで1言もしゃべることができないのがキッカケでした。
喋らない自分を正当化?するためか、その後学校ではほとんど口をきかなくなっていきました。
小学校高学年はまともだったのにです。
でも家では普通に話ができます。
この症状は学校等の社会生活だけ発症するんです。
今調べるとわかるのですが、「かんもく症」という精神疾患でした。
当時はこういった病気があるなんて誰も知らなかったでしょう。詳しく知りたい方は下記リンクを参照してください。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/104/
「このままではいけない…」と思い、中学後半から高校にかけて話す訓練をしていきました。
今思うと、克服するのに相当な努力をしていたと思います。
高校では案の定、友達はほとんどいませんでした。なにせほとんど喋らないですからね。
「面接はどうしてたの?」と疑問に思う方がいますよね。高校受験では面接はありましたが、ランクを落として入れる高校にいきました。
大学時代とバイト生活
大学入学。マシにはなったものの、大学でも存在感は幽霊レベル。友達もほとんどいませんでした。
この頃からは○クド○ルドでバイトを開始。最初は厨房で黙々とバーガーを作る毎日。
「お小遣いだけでは少ないな..」という単純な理由からでした。
大学の頃はバイト生活に明け暮れていました。その頑張りが認められ、バイトマネージャにランクアップ。
接客をやるように。最初はビクビクしながらやっていましたがこの頃から、かんもく症はだんだんと解消していきました。
接客をやっていて本当に良かったと今では思います。
社会人1年目~5年目
大学卒業後、大手IT会社の子会社へ就職。
数十社受けてやっと決まった会社の新人研修では親会社の人と合同での実施でした。
しかし、入社して段々と、子会社の人間という立場から劣等感を感じるようになっていったんです。
同じ研修でも立場が違えば給料も違ってましたから。
当時の手取り月収も15万円と、都内の会社では破格の給料でした。
研修も終わり、本社に戻ってからは暇で暇で仕方ない毎日を過ごすことに。新人ができる仕事もなく、OJTの先輩も仕事で忙しかったのでほぼ放置状態。。。
マインスイーパとネットサーフィンする日々でしたね。(今思えばたくさんある時間でいろんな勉強をしておけばよかったなと思ってます)
と…まあこんな感じの冴えない新人時代を送っていました。
その後なんやかんやで5年目に突入。(この間にもいろんなことがありましたが、みなさん興味はないと思うので省略!!)
親会社の人間の下でプログラマーとして黙々と開発する日々を送っていました。
プロジェクトは残業が当たり前で21時以前に会社を出た記憶がありません。
今振り返ると、「プログラマーって一生残業する職業なのか…」と将来に絶望する暇もなく仕事に明け暮れていた日々でしたね。
一緒に研修した親会社の同期がいろんな仕事を任されていく中、自分だけが下っ端で働く劣等感もありました。
そんな中、運命の出会いがありました。
T氏との出会いです。(※注意:男です)
なぜ運命かというと、この人がきっかけで読書に出会ったからです。
最初はT氏から「行ってみる?」といった程度で気軽に誘われて本屋へ。
私自身は本屋の存在は知っているものの(知ってるのは当たり前でしょ)、子供の頃に攻略本を購入したくらいしか記憶にありませんでした。
行ってみるとそこは私の知らない世界が広がっていたのです。
ビジネス書コーナーには仕事のことや人生についての本がずらり。
「これは人生の攻略本だぁ」
というのが当時思っていたことでした。
実は本格的に本を読んでいこうと思ったのはこの出来事ではなく、もう1つのキッカケがあったからでした。
それは妻の妊娠です。
子供を授かった未来を考えた時、「自分が家族を守っていくのにこんなダメでいいのか」「50代で契約社員にさせられた先輩みたいになっていいのか」(先輩ごめんなさい)と考えるようになったのです。
そんな時、本屋に行ったことを思い出したのです。
この頃から、本を読み、人生をどう攻略していくかを考え、実践していく日々が始まりました。
読書をはじめてから
ぶっちゃけると、読書を始めた頃、最初からうまくはいっていませんでした。
実は読書を始めて間もない頃、1回目の転職をし、新たな職場で働いていました。
仕事はうまくいかず、現場から外されることが決定。(派遣契約で客先に常駐していました)
なぜ外されたかというと、行動が消極的で不明点を明確にせずに作業を進めていった結果、要求されているものとは違うことをやっていたからでした。この頃も本を読み学習はしていたのですが、行動が伴っていなかったんです。
その後環境を変え、読み込んだ内容を復習し新たな職場ではもっと積極的に関わっていく決心。行動に移したことが仕事がうまくいく転換点でした。
とにかく一生懸命仕事に打ち込み、いくつもの改善提案をした結果、評価につながりました。
「相手の期待を上回る成果を出す」「自分から手を上げて積極的にかかわる」という学びを実行した結果でした。
やったことは、本を読む→行動する→本を読み返し、振り返りをする→行動する→… この繰り返しです。飽きることなく愚直に繰り返していったんです。
ただし、効果がすぐに表れるものはほんの一部です。ほとんどは長い年月をかけて成長していくことばかりです。この頃からコツコツ継続していったことで今の私があるのだと思います。
読書遍歴や本から学びについて
次に私の読書遍歴をざっくり紹介します。
自己啓発書で人生の原則を学び
仕事に直結する専門書を読み仕事に活かし
ビジネス書を読みスキルを上げていき
教養書や古典を読み知識の幅を広げ
小説でストーリーの楽しさを知ってきました。
まとめると
自己啓発書→専門書→ビジネス書→小説→教養全般→古典
と読む範囲を広げていきました。
自己啓発書からは、「7つの習慣」をベースにいろんな本から学び自分の核を作り上げていきました。ぶっちゃけ、書いてあることは重複しているのでたくさんの本を読む必要はないですが、自分を作る上では欠かせない本だと確信しています。
専門書はプログラミングやデータベース、SE関連の書籍から学びました。役に立ったものは”仕事に直結するものを読むこと”です。SEでは技術的な知識以外に業務知識も必要とされます。最初は本から学びましたね。
ビジネス書はコミュニケーション、プレゼン、論理思考、問題解決等々、様々なスキルを学びました。専門スキルと違って、長く使えるスキルですので早めに習得しておけばよかったなと今更ながら思います。
小説は登場人物がどう思っているのか、感じ取るように読めば共感力が身につきます。(実際、小説で共感能力が身につく論文もあります)
教養全般は直接役に立つことはありません。それでも読む理由は、知識の幅を広げるメリットが大きいからです。単純に面白いからという理由もありますが。また、教養は幅広くまだまだ私も知らないことが多いですね。
※ここまでとしておきます。詳細を書くとかなりのボリュームになるので、別の記事にしますね。
ただこれだけは言っておきます。
本を読んだだけでは変わりません。
私は
・読んで実践しないと何も身にならなかった経験
・読んで実践し、自分の物にした経験
この両方の経験から確信しています。
重要なのは、本を読み
行動を変えると思考が変わります。
行動を変えるとスキルが身につきます。
行動を変えると信用されます。
行動を変えると人生が変わります。
決して自慢できる経歴ではありませんが、読書で人生が変わったことは確信しています。
なぜなら話下手、語彙力皆無、劣等感だらけの私が、読書や日々の努力で仕事時間の半分以上をコミュニケーションに費やす仕事をしているのですから。
同じように悩んでいる方はたくさんいると思います。
私の経験が少しでも役に立つよう、今後も発信していきます。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
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