頭の中が整理できずに発言してしまう
相手の話が理解できない
そんな人のためにロジカルシンキングが学べるおすすめ本を紹介します
この記事では、ロジカルシンキング(論理的思考力)を身につけられるおすすめの本を厳選しました。特に20代社会人が必要な力ですので、紹介する本を読み、身につけてください。
- ロジカルシンキングのおすすめ本がわかる
- マップにより直感的に合う本がわかる
ロジカルシンキングは早いうちに知っておきたいですね
- ぶっくま(@Book_Meyer)
- Twitterフォロワー7.2万人
- 読書術の図解、おすすめ本をTwitter、ブログで発信
- 『「知る」を最大化する本の使い方』著者 ※発売前増刷、発売1週間で重版決定!
- 献本実績多数
- 年間300冊読書家
- 40代/家族ドライブ、納豆好き
- ※Twitterで計200万人以上に拡散された読書術の図解有。ブログでも紹介しています。
発売前増刷、発売1週間で重版決定!拙著『「知る」を最大化する本の使い方』が好評です。読書に悩みを抱えた人や、効率的に/深く読書したい人に図解でわかりやすく徹底解説してます。
書店で手に取ったら、まず巻頭のビジュアルフローチャートを見てください。驚くと思います。
こちらのマップで自分に合う本を参考にしてください。
ロジカルシンキング練習帳
身近な事例でロジカルな思考の問題を解く
本書は20個のポイントと練習問題からのアプローチでロジカルシンキングが身につく本です。
チャプターは大きくわけて5つ
- まず「根拠から考える」
- 「何が起こっているか正しく認識する」
- 「数字」に仕事をさせる
- 上手く「伝え」、上手く「聞く」
- コンピュータを味方にする
ロジカルシンキングの本では、トップダウン(フレームワークや基礎)で学んでいくタイプが多いが、本書はボトムアップ(ワーク)から学んでいける構成です。
具体的であるからイメージしやすく、仕事にも活かしやすい構成になってます。
トップダウン型の小難しい本を1冊目に選んでしまい、どうしていいかわからなかった過去の私に贈りたい本です
小さく分けて考える
分解思考とは、ものごとを分けて考えることにより解決に近づける思考
あなたは漠然とした悩みで先に進まなくなってしまうことはないですか?「仕事がうまくいかない」と漠然と考えていても有効な対策はとれません。そこで分解思考が役に立つ。問題点を分解して考えると
・アポが取れない
・声をかける相手が悪い
・説明がうまくない
・進め方がよくない
などを考えることができ、この中から有効な打ち手を考えられるようになります。
そのほかにも分解思考は次のようなメリットがある
- 相手に合わせて話ができる
- やるべきことのアイデアが広げられる
- 共通の地図を持てる
- 有効な打ち手がわかる
本書では、具体的なステップとともに分解思考を学ぶことができます。
シンプルだけど仕事を進めていく上で大事な思考です
ロジカル・シンキング
論理的思考を体系的に学べる教科書的な本
論理的に考えるには、自己流ではなかなか難しいとは思いませんか?
本書は論理的思考を体系立てて学べる名著です。ロジカルに考え、伝えられれば相手に納得感を持ってもらえるんです。
本書では下記をポイントとしています。
- 正しいテーマと課題、期待する反応を確認する
- 重複・漏れ・ずれを防ぐ
- So What?(だから何?)、Why So?(それはなぜ?)を考える
解決すべきテーマを見定め、答えにたどり着いた根拠を正しく伝えるのが重要となります。その為の方法として、MECE等を効果的に使う方法を丁寧に説明されています。
また、ビジネスに即した豊富な具体例や練習問題があるのも嬉しいところです。
相手に伝えるための実践的な考え方を学べる名著です
イシューからはじめよ
本当に必要な仕事は1%しかない
与えられた仕事を素早くこなすのも大事だが、もっと大事なのは「なにに答えを出すべきなのか」に取り組んでいくこと。
答えを出すべき課題を見定めた上で質を担保する。本書ではこれをバリューのある仕事と言う。
バリューのある仕事は公式があります。それが、イシュー度(重要な問い) × 解(解決策)の質。両方満たしているのが重要です。
ではバリューのある仕事をするにはどうしたらよいか。ここでは流れだけ紹介します。
ステップ毎に丁寧に解説しています。本書を読み、仕事の質を高めていきましょう。
限られたリソースをどこに注ぐのかは大事です。しっかり見定めておきたいですね。
武器としての図で考える習慣
「図で考える習慣」が深く考えるスキルとなる
あなたは担当している仕事で、問題や課題に行き詰っていること、多くないでしょうか?
どうすればいいかわからないとき、頭の中を整理してわかりやすく表現する為の方法として「図で考える」のが最適です。
- 書き出すとポイントが明確になる
- 書き出すと考えが進化する
- 図にすると関係性を把握しやすい
このように図にするメリットは計り知れません。そのための方法論は本書から学んでください。
本を読み終わった頃には図を書きたくなるでしょう
仮説思考
問題解決を加速させるのが仮説思考
仮説思考とは課題や解決策にアタリをつけ、その解決策を実行、検証修正、を繰り返す問題解決手法
この思考法を身につけるメリットは、問題解決のスピードを飛躍的に高めること
ざっくり要点を紹介すると…
- 仮説を立てる
- 仮説を検証する
- 仮説を修正する
- 項番2へ
【仮説思考力を高める方法】
仮説思考は経験よる直感力による所が大きいが、 これは日頃のトレーニングにより強化できる。具体的には
・SoWhat?(だから何?)を常に考える
・なぜを繰り返す
・相手の立場に立って物事を見る
が有効な手法となります
慣れてくるとアタリをつける精度が上がり、簡単なものは爆速で問題解決できるようになります
ロジカル・プレゼンテーション
論理的に考え、「良い提案」を正しく伝えるための1冊
プレゼンというと、発表のスキルをイメージされると思うが、本書は発表以前の「内容」を重点的に解説しています。
目的設定から資料作成まで。体系的に学べるだけでなく、ちょっとしたストーリーもあるのでイメージしやすい。
提案に必要な内容とは?本書では4つあると言います。
- 論理思考力
- 仮説検証力
- 会議設計力
- 資料作成力
・論理思考力
伝えたい内容を筋道立てて構成していく技術です。
・仮説検証力
相手の疑問を打ち消していく技術です。
・会議設計力
議論をまとめていく技術です。
・資料作成力
説得力のある文章や図表を作成する技術です。
プレゼンには絶対に必要なのは「内容」いくら素晴らしいプレゼンでも、内容が伴っていなければ意味がありません。
現場での提案を想定した構成で、とても実践的です
※本書はAudibleで聴き放題です
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思考力の地図
思考力の全体像から、ロジカルシンキングの位置づけがわかる
思考力とひとことで言っても様々な思考法があります。抽象化思考、アナロジー思考、フレームワーク思考、仮説思考、フェルミ推定、そのうちの一つとして論理思考(ロジカルシンキング)があります。
ロジカルシンキングがすべてではなく、その一部だと認識し、1段ずつ考え方を磨いていく1歩に本書は役に立ちます。
書籍『ロジカルシンキングを鍛える』をベースにしているせいか、論理思考のページに多くを割いています。
思考力の地図という考え方が参考になりました
解像度を上げる
解像度が低いと、「原因はなにか?」質問されて具体的に答えられない状態に陥る。
効果の高い解決策を提示するには解像度を高くする必要がある。では解像度が高いとは?話が明瞭で簡素。例が具体的である状態。情報が構造化され、整理されているためにできること。
課題に対して時間軸を考慮し、広く深く、構造的に捉えている状態。
順序だてて体系的に解説されている良書です
この本のマップより、初心者の人は右から。深めたい人は左から。実践したい人は上から。体系的に学びたい人は下から選んでみてください。
今回はロジカルシンキングが学べる本を紹介をしましたが、読み方により学ぶ効率は変わってきます。
図解でわかりやすく発信しています。下記リンクより見ていってください。
ジャンル別におすすめ本をまとめたページもありますので、よかったら参考にしてください。
【ジャンル別】絶対に読んでおきたい 学べる おすすめ本まとめ