「内容が頭に入ってこない」
「将来のために本を読んでいるが、成果につながっていない」
あなたは感じていませんか?
読書の仕方や本の選び方を間違えているかもしれません。
そんな人は読書法がわかる「読書術本」を読んでください。効率は飛躍的に上がるでしょう。
そこで今回は”読書術”の本を8冊紹介します。
- ぶっくま(@Book_Meyer)
- Twitterフォロワー7.2万人
- 読書術の図解、おすすめ本をTwitter、ブログで発信
- 『「知る」を最大化する本の使い方』著者 ※発売前増刷、発売1週間で重版決定!
- 献本実績多数
- 年間300冊読書家
- 40代/家族ドライブ、納豆好き
- ※Twitterで計200万人以上に拡散された読書術の図解有。ブログでも紹介しています。
発売前増刷、発売1週間で重版決定!拙著『「知る」を最大化する本の使い方』が好評です。読書に悩みを抱えた人や、効率的に/深く読書したい人に図解でわかりやすく徹底解説してます。
書店で手に取ったら、まず巻頭のビジュアルフローチャートを見てください。驚くと思います。
これから紹介する本は私が読書術の発信をする上で土台となったものばかりです。
1%読書術 著:マグ
書籍4,000冊以上、読書術本100冊以上、そしてマグさんの読書人生から導き出した読書術本
- 目的を定義する
- 目次を開き予測する
- 気になるページをスキミングする
- 目的の個所を読み込む
- 言葉を置き換える
- 想起し、考えながら休憩する
この手順を1日15分で行います。1日の1%は15分、たった1%を読書に向けるだけと思うと、本を読んでみようと思えませんか?
本書は非常に読みやすく、読書に慣れてない人にもオススメです!
読書術のほかに、1%の積み重ねで人生を変えたエピソードも書かれており、Twitterでマグさんを知っている人にとっては心が打たれる内容です。
本には人を変える力がありました
投資としての読書 著:本山裕輔
読書を資産に変える読書法が身につく
あなたは読書から学び、成果につなげることはできているでしょうか。
「読んだ内容が思い出せない」「読んだけどなにも変化してない」そんな人は費用で終わる読書をしているかもしれません。
ではどうやったら資産に変わる読書ができるのか?答えは本書に書いてありました。
本記事では、本書のメソッドの1つ「アウトプットありきの独学サイクル」を紹介します。
- 新たに得たいスキルを決める
- アウトプットの機会を作る
- アウトプットする
- 周囲からのフィードバックを収集する
- 必要な情報をインプットする
- 成果創出・スキルアップしながら、再投資する
このアウトプットありきの独学サイクルでは、最短ルートで効率良く独学を進めるためのステップとなります。
下記記事で詳細に書いています。ぜひ参考にしてください。
一生モノの知的資産を築こう!書籍「投資としての読書」本山裕輔著
知識を操る超読書術 著:メンタリストDaiGo
メンタリストDaigo氏の読書術がわかる
- 本を読む準備をする
- 本の読み方を知る
- 本から得た知識をアウトプットする
本書ではこれを読書の3ステップと言っています。特に「本を読む準備で7割決まる」と著者は言います。
そう言っているだけあって、読む準備の対策が豊富に書かれていました。
そのほかにも「読書にまつわる3つの誤解」を紹介。知ると驚きを隠せないでしょう。
読書を仕事につなげる技術 著:山口 周
知的生産性の基礎体力を高める読書ができるようになる指南書
- 第1章:「仕事につなげる読書」6つの大原則
- 第2章:【ビジネス書×何を読むか】ビジネス書は「これだけ」読めばいい
- 第3章:【ビジネス書×どう読むか】古典には読む「順番」がある
- 第4章:【教養書×何を読むか】好きな本を読んで「ライバルと差別化」する
- 第5章:【教養書×どう読むか】情報の「イケス」をつくれ
- 第6章:「書店を散歩する」技術
- 第7章:「本棚」で読書を仕事につなげる
本書で一番参考になったのは「ビジネス書マンダラ」
“これだけ読めばいい”と著者が推している本がズラリ並んでいる。
ただし、読みづらい本もありますので注意してください。
そこを乗り越えられれば大きな知見を得られるはずです。
また、ビジネス書だけでなく教養書の選び方、読み方も参考になります。
仕事に役立つ読書術が学べます
レバレッジ・リーディング 著:本田 直之
ビジネス書の多読からリターンを得る読書法
自己投資は最強の投資だと良くいいますが、読書はその最たるものです。著者は1500円の本が100倍のリターンになる(ものもある)と言います。
さらに読書ではなく、投資活動と割り切っています。その発言は一貫しており、効率を極限まで重視した本の選び方、読み方が紹介されています。
- 本探しは投資物件選び。経験型の本を選ぶ
- 本は最初から最後まで読む必要はない
- 読んだ内容はレバレッジメモとして保存し、何度も読み返す
本選びから考え方、メモの活用方法まで。本当に自分に必要なことを集中投資し、リターンを得ることにこだわっているのがわかります。
多少、古い本でありながら今でも考え方や読み方は参考なります。
私が最初に読んだ読書術の本であり、特に読後の行動は私の読書ライフを良いものにしてくれました
読んだら忘れない読書術 著:樺沢 紫苑
読んで忘れない読書術がズラリと紹介
「この本、どうでしたか?」と聞かれて答えられなかったという経験はないでしょうか。本を読んでも知識として定着していないのは、時間の無駄だと著者は言います。
ではどうやったら記憶に残る読み方ができるのか。
本書にはその解決策がありました。ほんの一部ですが紹介します。
- 1週間に3回アウトプットすると記憶される「三度目の正直読書術」
- 4つのアウトプットで記憶に残す「アウトプット読書術」
- 心が動くと記憶に残る「脳内物質読書術」
・1週間に3回アウトプットすると記憶される「三度目の正直読書術」
一度読んだ内容を1、3、7日目に復習する読書術です。
様々な脳科学研究を集約すると、最も効果的な記憶術として「最初のインプットから、7~10日以内に3~4回アウトプットする」ということが明らかになっています。それを読書術にも応用した方法です。
・4つのアウトプットで記憶に残す「アウトプット読書術」
具体的にどんなアウトプットが良いかを著者のアウトプットを紹介しています。
- 本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く
- 本の内容を人に話す。本を人に勧める
- 本の感想や気づき、名言をFacebookやTwitterでシェアする
- Facebookやメルマガに書評、レビューを書く
これらのアウトプットのうち、3つを1週間以内に行います。
・心が動くと記憶に残る「脳内物質読書術」
楽しかった旅行の思い出など、喜怒哀楽を伴う体験は記憶に残りやすいと言います。このとき、記憶力を増幅させる脳内物質が分泌されているからなんです。
ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンなどの記憶力を高める脳内物質を意識的に分泌させることで長期記憶する方法です。
これらの読書術はほんの一例です。ほかにも様々な読書術が紹介されているため、自分に合う方法が見つかると思います。
『アウトプット大全』を出された樺沢先生だけに、アウトプットが基本の考え方にあると感じました。
読書の技法 著:佐藤 優
読書を極めた達人による究極の読書術
ある程度、読書に慣れている人向け。
超速読、普通の速読、精読と本により読み方を変えることを推奨している。
- 読み方には3種類ある。「超速読」「普通の速読」「精読」
- 速読は読まなくていい本をはじき出すため
- 普通の速読は1冊30分で読む技法
- 超速読は1冊5分で試し読みする技法
限りある時間のなかで、時間をかけるべき本とそうでない本をわけているのがポイント。なんでもかんでも読もうとしても無理です。
速読で十分な本と、本当に知識を習得すべき本を選ぶための方法を実践するのはすこし難しいが、できるようになれば飛躍的に読書量が増えます。
読書について 著:ショーペンハウアー
哲学者ショーペンハウアーによる読書についての手厳しい提言
ショーペンハウアーの名著。短いながら本質をついた提言が、読書家であるほど胸に突き刺さります。厳密は読書術ではなく、読書について著者の考えを語っています。
- 本を読むとは、自分の頭ではなく、他人の頭で考えること
- 本を読み、自分の血となり肉となるのは反芻し、じっくり考えたことだけ
- 最新刊ではなく、古典を読め
このように読書に対して厳しい視点を持っています。いまの時代に合わない部分はあるものの、本の受け売りや読んだ本を鵜呑みにしない大切さを学べます。
読書に対するマインドを高められました
これらの本紹介を読み、「とはいえ、読書術の本を読むこと自体も面倒…」と思っていないでしょうか。そんな人のために、私がTwitterで発信した読書術の図解24点まとめの記事があります。
ぜひ参考にしてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ジャンル別におすすめ本をまとめたページもありますので、よかったら参考にしてください。
【ジャンル別】絶対に読んでおきたい 学べる おすすめ本まとめ