「学生時代のような丸暗記が辛い…。」
「学びの効率を高めたい…。」
「これから独学で学んでいきたい!」
そんなかたの為に学び方を学べる本をおすすめしていきます
あなたは独学というと、一生懸命暗記する学生時代の勉強のイメージはないでしょうか。
もちろん資格試験等ではそういった勉強もあるでしょう。
実は勉強はそれだけではありません。
社会人の学びは学生時代とは違い、自由なんです。
やみくもに本を読んだり、資格の勉強をするのではなく、効率の良い学び方があります。
その学び方を知るには、この記事で紹介する「独学の本」を手に取ってください。
読んでから勉強をはじめたほうが、学びの効率はあがるでしょう。
本記事では、年間500冊読む私が、「学び方」に必要な要素からおすすめの本まで、視覚的にわかるよう書いています。
「本の紹介だけでいいよ!」という人は目次から項番02に飛んでくださいね。
押さえておきたい 学び方の要素6選

まず、押さえておきたいのは、学ぶための要素として「マインド」「戦略/計画」「インプット」「学びの思考法」「記憶術」「アウトプット」があるということです。
社会人の学びは、学生時代のように”明確な答え”や”テストの点数”、”決められたカリキュラム”があるわけではありません。
自由で好きな学びができる一方、その自由さからなにを学んでいいかわからなかったり、あまり身にならない学びになる落とし穴があるんです。
そうならないためにも、この6つの要素が大切となるわけです。
本記事で選書の際の参考としてください。
マインド
社会人の勉強は学生の頃と違って、なにを学ぶのもどう学ぶのも自由なんです。
だから、勉強をやるにも理由というエンジンが必要になります。
「なんのために学ぶのか?」です。
本記事では学びの意義やどんな良いことがあるかを教えてくれる本も紹介します。
「なぜ学ぶのか?」学びへの動機が独学への行動を促します。
戦略/計画
学ぶといっても社会人では仕事もあるため、時間も限られています。その中でどう学んでいくか?はしっかり考えていく必要があります。
どう戦略的に学んでいくかは、現在位置の確認や目標はしっかり立てたほうが、目的地に早く到達できるでしょう。
※自由気ままに学ぶことを否定しているわけではありません。
「なにを学ぶか?」道を定めることがゴールへの近道になります。
インプット
学びの質を高めるには、インプットの質が大切になります。
重要なのは2点
・どこから情報を仕入れるか?
現代ではSNSやインターネットの普及で情報は安価にいたるところから入手可能です。
とっても便利な時代ですよね!ただ、そのなかには質の低い情報も紛れています。
だからこそ、質の高い情報源からのインプットが大切になります。
・どうインプットするか?
効率の良いインプットの方法、早くインプットする方法等、学びの効率はインプットのやり方に大きな影響があります。
インプットは”質”が重要です。取捨選択力を高めていきましょう。
学びの思考法
簡単に言うと、インプットした内容をどう加工するか?です。
学生時代なら、学んだ内容がそのまま試験に出るので丸暗記も有効でした。
社会人ではどうでしょうか。
情報はネットでググればすぐに出てきます。
知識を知っていることももちろん大事ですが、「どう使うか」も大事です。
学んだ内容から新しいアイデアを発想したり、別の分野に転用できると、アウトプットの質にまで良い影響があります。
インプットを加工し、使える知識にするには考える力が必要です。
記憶術
学生時代の頃と比べたら記憶する量はそこまで多くなくてもいいです。
とはいっても、記憶する方法は知っておいたほうが学習効率はあがりますよ。
記憶方法も面倒なものや、人によっては合わないものもあります。
いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけるのをおすすめします。
どう記憶するかは、やり方次第で効率を上げられます。
アウトプット
学んだことをアウトプットするのはすっごく大事です。
「ノートに書き出す」、「人に教える」「SNSで発信する」形はなんでもいいです。
学んだことをアウトプットするための手法が書かれた本も紹介しているので見ていってください。
効果的なアウトプットは、学びの最大化につながります。
独学の本 9選

お待たせしました。独学が学べるおすすめ本を紹介します。
ただし、独学の本といっても様々な本が出版されています。
なにを求めているかで選ぶ本も変わります。
上記のぶっくマップでは、3つの要素のどれをカバーしているかを視覚的にわかるようにしています。
ぜひ参考にしていただければと思います。

独学の技法
情報過多の時代。知識を得るのではなく、知識を活かす方法を本書で学べる1冊。
「戦略、インプット、抽象化・構造化、ストック」の4つ要素で捉えた技法が学べます。

東大教授が教える独学勉強法
独学をするか迷っている人へ。
本書は「なぜ勉強するのか」か「独学のメリット」「勉強を始める前にやること」等、始める前の段階から、勉強への向き合い方を丁寧に教えてくれます。

独学の思考法
独学において大切な「探究のための思考法」を体系立てて学べる1冊。
正解のない時代において「自分で考え、答えを導き出す力」が問われている。
1を聞いて10考える力を手に入れよう。

働く大人のための「学び」の教科書
本書の特徴は「大人の学びの原則」「7つの行動原理」をシンプルに体系立てていること。
「もっと勉強しておけばよかった」と思っている人に、そっと背中を押してくれる1冊。

学び効率が最大化するインプット大全
ブログやSNS、YouTube。様々な媒体でアウトプットしている樺沢先生。
実はインプットにはさほど時間をかけてない。
その答えは本書の最短時間で最大効率のインプット術にあります。

Learn Better
学術的アプローチから学び方を解説した1冊。
具体例が多く、イメージしながら学び方を学べます。
体系立ててはいるが、取り入れたい部分だけを読んでも理解しやすい構成になってる。

すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
どんな学びも20字でまとめる。
独自の方法を元に「アウトプット思考」の学び方を教えてくれるのが本書。
たった紙1枚でできてしまうフレームワークはもはや神!

学び方の学び方
「勉強しているのに成果が出てない」という人は本書を読みましょう。
神経科学と認知心理学に基づいた様々な学習法で、あなたの学びの効率は上がります。

独学大全
「学びたいが何からどうやって学んでいいかわからない」あなたの悩みを辞書で引く感覚で解決します。
社会人が学ぶ際に悩みのために本棚に置いておきたい1冊。

この中で特におすすめなのは「独学の技法」と「独学大全」です。
まとめ
- 学生時代の勉強と社会人の独学では、最適な学び方が違う
- 学び方6つの要素とは「マインド」「戦略/計画」「インプット」「学びの思考法」「記憶術」「アウトプット」
- 足りない要素を理解し、ぶっくマップで自分に合った本を選ぶ
今回は本の紹介をしましたが、読み方により学ぶ効率は変わってきます。
図解でわかりやすく発信しています。下記リンクより見ていってください。
本記事以外にも、学べる本の発信をしています。
思考術が学べる本をお探しの方はこちらが参考になります。
プレゼンが学べる本をお探しの方はこちらが参考になります。
自己実現したい方はこちらが参考になります。