「今の会社でずっと働いていていいのか…」
「転職するにも情報が足りない…」
「キャリアについて考えないと…」
そんなかたのためにキャリアの方向性や転職に関する本を選びました
転職は環境をガラッと変えるイベントであり、人生に大きなリスクを伴う行動です。
後悔してからでは遅いです。先走る前にまずこの記事で紹介する本から知識を手に入れてください。企業選びにも影響するはずです。
この記事では、キャリア・転職に関する本を9冊厳選しました。参考にしてもらえると嬉しいです。
- 自分に合う「転職やキャリアの本」がマップにより直感的にわかる
- キャリアを考える際に役に立つ本がわかる
- 転職する前に良い方向に舵を切れる本がわかる
- ぶっくま(@Book_Meyer)
- Twitterフォロワー7.2万人
- 読書術の図解、おすすめ本をTwitter、ブログで発信
- 『「知る」を最大化する本の使い方』著者 ※発売前増刷、発売1週間で重版決定!
- 献本実績多数
- 年間300冊読書家
- 40代/家族ドライブ、納豆好き
- ※Twitterで計200万人以上に拡散された読書術の図解有。ブログでも紹介しています。
発売前増刷、発売1週間で重版決定!拙著『「知る」を最大化する本の使い方』が好評です。読書に悩みを抱えた人や、効率的に/深く読書したい人に図解でわかりやすく徹底解説してます。
書店で手に取ったら、まず巻頭のビジュアルフローチャートを見てください。驚くと思います。
キャリア・転職が学べる図解
・転職するつもりはなくとも情報収集がしたい人・・・マップの下側の本を読んでみてください。
・具体的に転職活動をしていきたい人・・・マップの上側の本を選んでみてください。
キャリア・転職が学べる おすすめ本
ここからはおすすめの本の紹介をしていきます。自分に合う本を見つけてみてください。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著:八木 仁平
やりたいことが見つかる本の決定版
もしあなたが「何かをやりたいけど、何をしたらいいかわからない」と思ってるなら「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を読んでください。
- 大事なこと(価値観)
- 好きなこと(情熱)
- 得意なこと(才能)
「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」この3つをかけあわせると、本当にやりたいことが見えてくる。と著者は言います。自己理解を進め、やりたいことを見つけてみませんか。
図解も豊富でとっても読みやすい1冊でした
科学的な適職 著:鈴木祐
科学的根拠を元に後悔しない職業の選び方を教えてくれる1冊
転職の失敗の7割は「視野狭窄」によるものだと本書では言います。例えば「お金に釣られて転職」「『逃げ』で職を決める」「自信がありすぎる、またはなさすぎる」などによるものえす。
ここから言えることは、仕事さがしの一部にしか目がいっていない状態です。そんな雑な選択をしないよう、本書で「科学的に正しい仕事選びの考え方」が身につきます。
例えばどんな考え方があるかというと…
- 自由:その仕事に裁量権はあるか?
- 達成:前に進んでいる感覚は得られるか?
- 焦点:自分のモチベーションタイプに合っているか?
- 明確:なすべきことやビジョン、評価軸はハッキリしているか?
- 多様:作業の内容にバリエーションはあるか?
- 仲間:組織内に助けてくれる友人はいるか?
- 貢献:どれだけ世の中の役に立つか?
※科学的な適職 Kindle位置No876より引用
今の仕事ではどれだけ当てはまっているか、このリストだけでは抽象的です。気になる人は本書を手に取ってください。
仕事選びで陥りがちな罠にハッとし、未来を広げる適職の指針を知り、自分に合った職業を考えていきたくなる1冊。
主観的でなく科学的である点に説得力を感じます
転職と副業のかけ算 著:moto
1万人に1人の価値を持つ人材になる方法がわかる
今でこそ、年収5000万円を稼ぐサラリーマンになった著者だが、最初は年収240万円のホームセンター店員だったそう。
いかにして人生を切り拓いてきたのか、そこで得た知識が本書に詰まっています。
- 「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらす「軸ずらし転職」
- 個人のブランド化ができる「副業のメリット」
- 本業で得た知見を副業に活かし、副業で得た知見を本業に活かす「転職と副業のかけ算」
・本業と副業、さらには本業×副業、トータルでキャリアの方向性を提案
・本業では、変化の激しい時代を乗り切る考え方や転職の思考を解説
・副業では、個人のブランディングへの考え方やその方法がわかります。
輝かしい実績を持つ著者ですが、(本書執筆時点では)サラリーマンを辞めないと言います。副業年収4000万円もあるなら辞めてのいいのでは。と、思いますよね。
その理由が「転職と副業のかけ算」です。サラリーマンで得た知見を副業に活かし、副業で得た知見を本業に活かす。そのサイクルが1万人に1人の価値を持つ人材だ。と、著者は言います。
会社員のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐ。「手堅い立ち位置」だと思いませんか。
サラリーマンのキャリアを考える際に参考にしてほしい本です。
転職、本業、副業をキャリアをどう組み立てるかヒントになります
転職2.0 著:村上 臣
何度も転職をするのが一般的になった転職2.0の時代。
転職の目的は「自分の市場価値を最大化するための手段」となった。そんな環境では、自分の希少価値を高めるのが重要です。
ではどうすればいい?本書を読みましょう。
本書で転職の捉え方を変え、生き抜いていくヒントが得られます
転職の思考法 著:北野 唯我
転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、確かな「判断軸」です。(情報を見極める思考の軸)
会社ではなく、マーケットを軸に判断してくのが大事。
本書をよめば、その軸を捉え、「いつでも転職できる状態」に持っていくヒントが得られます。
上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるかで違ってくるんです
適職の結論 著:宇都宮 隆二(Utsuさん)
キャリア系のYouTubeチャンネル「Utsuさんチャンネル」を運営する著者は、本当に自分に合った適職と出会う方法を説く。
「自分はなにがしたいのか?」「今の会社か転職か」自分にあったキャリアのヒントをくれる1冊。
適職の最適解が見つかります
ライフピボット 著:黒田 悠介
心理学や社会学をもとに体系化した「ライフピボット」長期化する人生のなかで、変化への対応力をつけてくれる1冊。
キーワードは蓄積と偶然。
あらゆる選択肢がある現代で、良い方向に人生のベクトルを向けるのに必要なメソッドが本書にはありました。
本書で解説されているメソッドは、自分の可能性が増える方法だと思います
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 著:ふろむだ
よいポジションにつく人は実力があるわけではない。実力があると周囲が錯覚するからです。
自身のキャリアに錯覚資産をどう活かし、積み上げるか、本書が教えてくれる。
「評価してもらえない」「仕事の機会から、キャリアを積み上げたい」そんな人は本書を読んでください。
新人の頃に知りたかった本ランキングがあったら、間違いなく上位に入ります!
LIFE SHIFT 著:リンダ・グラットン, 著:アンドリュー・スコット
「人生100年時代」長寿化により、今までの人生観をアップデートする必要が出てきた。
お金だけでなく、スキル、人間関係、知識、健康、といった「見えない資産」をどう育んでいくか、本書をキッカケに考えていきませんか。
60歳で定年退職しても、まだ40年あると考えると、生き方を考えるキッカケになります
投資思考 著:野原 秀介
投資での原理原則が人生における意思決定に役立つ。
本書は、著者のゴールドマンサックスの経験から発見した「投資思考」を解説。
学べば、より良い意思決定ができるようになり、自身のキャリアを歩んでいく際の手助けになるでしょう。
投資を人生に当てはめている点が新しいです
新しいキャリアの見つけ方 著:有山 徹
「いままでのキャリアでは転職はなかなか厳しい….」と感じている人は、プロティアン・キャリアが役に立つ。
会社に握られるだけがキャリアじゃない。自分にとって過去の経験がどんな意味を持つかを明確すれば、これからのキャリアを戦略的に描いていける。
今のままでいいのかな?と思っている人に読んでほしい本です
イノベーション・オブ・ライフ 著:Clayton M. Christensen, 著:James Allworth, 著:Karen Dillon
人生のキャリアは次の2つのバランスが大事だと著者は言う。
夢や目標に向かって歩み続ける意図的戦略。予期せぬ偶然をチャンスに変える創発的戦略。
理論は再現性が高く、人生にも役に立つ。経営学のアプローチが最高の人生を歩むために役に立ちます。
人生において、本当に大切なことを教えてくれました
最後に
紹介してきた本にも書いてありますが、どういう方向に進みたいかわからない人は自分を知るのが大事です。
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実は無料で自分の強みや合う仕事をAIが診断してくれるアプリ「ASSIGN」があるのでシェアしますね。
転職活動ではもちろんのこと、予定がなくともキャリアを考える上での気づきになります。参考までに私の診断結果を載せました。
\ 3分でAIがピッタリの仕事を教えてくれる /
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ジャンル別におすすめ本をまとめたページもありますので、よかったら参考にしてください。
【ジャンル別】絶対に読んでおきたい 学べる おすすめ本まとめ
また、今回はキャリア、転職の本を紹介をしましたが、読み方により学ぶ効率は変わってきます。
図解でわかりやすく発信しています。下記リンクより見ていってください。