「なにが言いたいのかわからない…。」
「言われていないことを能動的に考えるのが苦手…。」
「ゼロベースで考えるのが苦手…。」
あなたは当てはまっていないでしょうか?
当てはまってます…
わたしも同じ道を辿ってきました。
安心してください。
この記事で紹介する「思考術の本」を読み、実践を繰り返せば考える力は身についていきます。
本記事では、年間500冊読む私がいろんな思考法を視覚的にわかるよう本紹介していきます。
実は、考える力は1つではなく、様々な思考法があるんです。
その内容はこの記事から学べますよ。
「本の紹介だけでいいよ!」という人は目次から項番02に飛んでくださいね。
思考術の本と経験から得た考え方

本を紹介する前に、まず「思考力を身につけるとどんな良いことがあるの?」ってところから書いていきますね。
本を読む前にあなたのモチベーションにしてください。
考える力はアウトプット力に繋がる
「考える」という行為の前後には、インプットとアウトプットがあります。
インプットでは質にこだわってください。わたしのおすすめは読書です。
料理でも素材の味が良いほうが、味も良いものになりますよね。
そして料理(アウトプット)の出来は、素材の味と調理(考える力)の両方の出来によるんです。
インプット + 考える力 = アウトプット
思考力のあるデキる人はかならず、インプットとの掛けあわせにより、質の高いアウトプットをしています。
考える力の種類
冒頭でも説明した通り、考える力には種類があります。
かならず身につけておきたい力は3つ。
・論理思考力
ものごとを筋道たてて考えていく力を論理思考力と呼びます。問題を解決するために考えたり、人に説明する際にはこの能力が役に立ちます。
・水平思考力
既存の枠組みにとらわれずに、アイデアを発想する能力です。身につければ、問題解決の近道となる方法を思いつけるようになります。
・抽象化力
ものごとの共通する点を考えたり、高い視点から俯瞰してみることができる力です。身につければ応用力がつきます。
また、思考力にはほかにも「クリティカルシンキング」「アナロジー思考」などがあります。
発想力と論理思考力の両輪で効果が際立つ
さきほど紹介した「論理思考力」と「発想力」は車の両輪のようなもので、両方使いこなすことで柔軟な思考を持つことができます。
下記の手順で問題解決する場合、かならず2つの思考力が必要になるからです。
①発想力でアイデアを多く出す(発想力)
②出したアイデアから最適な解決策を選択
③選択した解決策を実行に移すために深く思考する(論理思考力)
発想力で思考の幅を広げ、論理思考力で深める。この両輪により、より効果のあるアウトプットが可能になります。
実は自然と思考力を使っている
ここまでお読みになり、「自分には難しそう…」と思っている方もいるかもしれません。
でもちょっと待ってください。
思考力は普段の日常でも無意識に行っているんです。
例えば、お店で商品を選ぶときも価格や機能から自分に合ったものを選んでないでしょうか?
例えば洗濯機を購入する際にも
ランニングコストを減らしたいなら「節水機能があるものや電気代の低いもの」
洗濯回数を減らしたいなら「大容量のもの」
手間を減らしたいなら「乾燥までやってくれるもの」
「家族が多く洗濯回数を減らしたい」→「1回で大量に洗濯できれば減らせる」→「大容量の洗濯機を購入する」と考えているんです。
これらは「問題」を認識し解決策に向かって論理的思考していると言えます。
私たちは問題解決するのに、無意識のうちに思考力を使っています。
思考を広げる/深めるおすすめの本9選

お待たせしました。思考力が学べる本を紹介します。
ただし、思考力といっても様々な本が出版されています。
選ぶときは「自分にあった本かどうか?」を重要視してください。
上記のぶっくマップでは自分にあった本を選べるよう配置しています。
・これから思考力を学ぶ人はマップの上に位置する本
・さらに思考力を学びたい人はマップの下に位置する本
・アイデア力を身につけたい人は、マップの左に位置する本
・論理思考力を身につけたい人は、マップの右に位置する本
ぜひ参考にしていただければと思います。

ずるい考え方
既存の枠組みを取っ払って思考する、ラテラルシンキングが学べる。
常識にとらわれない考え方はいっきに問題解決へと導いてくれます。

パン屋ではおにぎりを売れ
考える力をつけたい人は必読書。
目的を定め、インプット情報からアイデアを発想するのに参考になる。
読みやすく、かつ実践的なので読書に慣れてない人にもオススメ。

アイデアのつくり方
アイデアは、①材料収集②材料の消化③孵(ふ)化④誕生⑤検証と発展。
この5つのステップにアイデア本質がある。
約100ページしかないのに濃い源泉がそこにはある。

東大思考
本書のウリは、さまざまな思考法をわかりやすく表現しなおしているところ。
本書を読んでいくとそれがわかる。
身近な実例を用いてサッとできそうな方法を提示してくれます。

アナロジー思考
アナロジー思考とは、一見関係のない分野から知見を転用し、アイデアを発想する手法。
この手法を知れば、他分野の知識や経験に意味があると理解できます。
イノベーションの作法
イノベーションは天才だけのものじゃない。
発想法だけでなく、社内外のマーケティングや時間管理、教育まで、イノベーションを起こすための要素をトータルでカバー。

地頭力を鍛える
「日本に電柱は何本ありますか?」
限られた情報から、答えに近い情報を導き出すことができればこの問題に解答できます。
例題からフェルミ推定を学べる本です。
図で考える習慣
「図で表すことは考えるプロセスそのものです」
頭の中を整理してわかりやすく表現するには、図で考えるのが最適です。
どれもシンプルだからわかりやすい表現ができるんです。

ロジカル・シンキング
論理的思考を体系的に学べる教科書的な本。
話の重複や漏れをなくすMECEや論理的なメッセージを相手に伝えるための実践的な考え方を学べる名著。

まとめ
- 思考力を身につけるとアウトプットの質が上がる
- まず身につけるべきは「論理思考力」と「水平思考力」「抽象化力」
- ぶっくマップで自分に合った本を選ぶ
今回は本の紹介をしましたが、読み方により学ぶ効率は変わってきます。
図解でわかりやすく発信しています。下記リンクより見ていってください。
プレゼンが学べる本をお探しの方はこちらが参考になります。
自己実現したい方はこちらが参考になります。